今、転職活動を一時中断している人におすすめの本
今、転職活動をフリーズしている人も多いと思います。
新型コロナウイルスの影響が今後どれだけ広がるか、誰にもわからない状況ですから、会社側も求職者側も慎重になってしまうのは仕方ないでしょう。
そんな中で、
「コロナが流行る前は、めっちゃやる気で転職活動してたのにー!」
「一刻も早く転職したいと思って頑張ってたのに!」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな、今の会社を辞めたくて仕方ないけれど、転職活動を一時中断しているという方におすすめの本を、今日はご紹介します。
1冊目は、
僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと [ 和田一郎 ] 価格:1,430円 |
こちらは、私が前職場が嫌でたまらなかったときに購入した本です。
「早く辞めたいけれど、転職活動するのも面倒くさいから仕方なく同じ会社に居続けている」…という、何ともふがいない時期に読みました。
「いずれは辞める会社だからこそ、今ここでしかできないことをしよう」
と思わせてくれた一冊です。
私はこの本を読んで、それまで社内で関わりがあまりなかったけれど、「もっと話してみたいな」と思っていた別部署の人をランチに誘ったり、仕事の相談をしたりできるようになり、その人たちとは今でも連絡を取りあっています。
心地良くコミュニケーションできる人が社内にできたことで、嫌な会社で働く辛さが少し緩和されました。
また、「くだらない」と思える会社の慣習や、合わない上司や同僚に対する気持ちの持ち方や関わり方など、読んでよかったと思える本です。
いずれ転職して、新しい会社で働くときにも役立つ内容だと思います。
2冊目は、
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ] 価格:1,650円 |
audiobook.jp
嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教え / 著者岸見一郎,古賀史健
大ベストセラーになったこの本、まだ読んでいない方は、転職活動がままならないこの時期に、ぜひ読むことをおすすめします。
「辞めたい会社にいるのに、ついつい嫌われないように無理をしてしまう」
そんな理由で、今の会社にいる辛さが増している人も多いのではないでしょうか?
たとえば、
自分の担当業務だけでいっぱいいっぱいなのに、業務外の仕事を頼まれて断れなかったり、
自分が集中して仕事をしているときに、上司や同僚から雑談を持ちかけられて、嫌だけど話し相手になったり。
そういった、ちょっとした無理が積み重なって、今の会社が嫌になっている人もいると思います。
でも、この本では、
「あなたを嫌うかどうかはあなたの問題ではなく、他人の問題である」
と言っています。それはつまり、
自分がしたこと(あるいは、しなかったこと)を他者がどう判断するかはコントロール不可能なのだから、嫌われないために無理をするなんて無駄
ということです。
私はこの本を聞いて(オーディオブックで購入しました)、
嫌われないために無理をするのは、自分を大切にしていない ということなんだ!
と気づきました。
そして、
「いずれは辞める会社なんだから、この会社にいる間は、『嫌われないために行動する』をしないトレーニング期間にしよう」
と決めたら、お給料以外で会社にいく意味が見出せて、気持ち的にかなり楽になりましたw
以上、転職活動が中断している期間を、少しでも有意義なものにするために、おすすめの2冊の本をご紹介しました。
ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
コロナ不況が迫る今、転職活動はどうしたらいい?
今、新型コロナウイルスの流行で、世の中がとても不安定な状況になっていますが、
こんな状況になる前から転職活動をしていた人や、「これから転職活動を始めようかな」と思っていた人は、
「転職活動はやめたほうがいいのかな」
「それとも、本格的に不況になる前に、急いで転職活動をしたほうがいいのかな」
などと迷っているのではないでしょうか?
特に40代以上の人だと、
「転職で年収アップを目指せるギリギリの年齢かもしれない」
と焦っているかもしれません。
私は現在、人材業界で働いていますが、自分がこの業界に入ってからは、「就職氷河期」といわれるような社会情勢になったことはありませんでした。
ただ、上司や先輩方から、前回のリーマンショック時の就職・転職にまつわることをいろいろと聞いています。
それによると、不況の時期は、中途採用の求人数が増える傾向があるそうです。なぜなら、会社が新卒教育のコストを削減しようとするから。
新卒採用を控えて、中途採用で補おうとするんですね。
もちろん、業界や職種によっても違いますが、全体的に、不況になると中途採用の求人が増える、とのこと。
(現時点では確かに、新卒採用も中途採用も求人が減ってきています。ただ、中途採用に関しては、半年もしたら戻ってくるのではないか…ということです)
ですから、
「本格的に不況になる前に、急いで転職活動をしたほうがいいのかな」
という理由で転職を焦る必要はないでしょう。
また、コロナ騒動の前から転職活動をしていて、この時期に「面接に来てください」などと言われている場合は、その会社はやめたほうがいいです。
なぜなら、社員を大切にしない会社である可能性が高いから。
こんなに新型コロナウイルスの感染・流行が社会的問題になっている今、面接のために来社しろと言ってくる会社は、はっきり言って危険です。
「採用される前に、ヤバい会社だとわかってよかった」と思って、面接は断った方がいいと思います。
逆に、「面接したいけれど、時期が悪いので、また改めて日程を組みましょう」とか、「オンライン面接にしましょう」という会社は、転職先候補として期待できますね。
* * * * * * * * * * * * * *
「これから転職活動を始めようかな」
と思っていた場合はどうしたらいいかというと、あまり動き回れない今のうちに、「転職の準備をしておく」のがおすすめです。
具体的にいうと、
- 自分の職務経歴の棚卸し(整理)
- 転職サイトや転職エージェントへの登録
といったことをしておきましょう。
特に、「職務経歴の棚卸し」には時間をかけて、念入りにすべきです。
ここでしっかり自分の職歴を整理しておけば、職務経歴書の作成も、転職サイトや転職エージェントへの登録も、スムーズにできます。
面倒くさいですよね、自分のキャリアを振り返るのって。
(私はいつも、「キャリアなんてたいそうな経歴でもねぇし」と、やさぐれてしまう自分との戦いでした😅)
面倒くさいですよね、職務経歴書の作成って。
転職サイトや転職エージェントへの登録も、けっこう面倒くさいですよね。
でも、ダメですよ!
「前の転職のときの職務経歴書に、新たな職歴をチョチョッと追加すればいいや」
なんて考えたら!
(↑ 以前の私のことです……😱)
一からやり直すつもりで、自分の職務経歴を整理しましょう。
これ、できていない人ってけっこういらっしゃるので、「職務経歴の棚卸し」をしっかりするだけで、一歩リードできると思います。
仕事ができそうで見た目が良く、性格も良さそうな30代男性が、なぜ不採用になったのか
私は前職で、自社の採用面接に関わることがたまにありました。
あるとき、30代半ばの男性が面接に来たのですが、その人がとても良い感じで、「この人が入ってくれたら心強いな」と思ったんです。
職務経歴書の内容も話す様子も優秀そうで、容姿も良く、性格も良さそうな人で。
ですが、社長は速攻で不採用にしてしまいました。
なぜかと尋ねたところ、
「こんなに優秀な人に入社してもらっても、うちにはこの人の能力を活かせるような仕事はないから」
と言われました。
代わりに採用したのは、40代前半の、プライドの高そうな女性。
良い大学を出ていましたが、履歴書や職務経歴書の内容からすると、「うーん…」という感じで。
案の定、入社後は社内の人間関係もうまくいかず、ミスも多く、同じ部署の人は大変そうでした。
これが、私が転職を決意した理由の一つになりました。
* * * * * * * * * * * * * * * * *
その後、私も転職して、現在は人材業界で働いていますが、
「うちの会社の仕事に対して、能力が高すぎる」
という理由で不採用にするケースって、けっこうあるんです。
ということは。
「レベルの低い仕事をしている会社には、レベルの低い人しか集まらない」ということで……。
(「レベルの低い仕事」って言い方は悪いかもしれませんが、ここでは、「入社して1ヵ月もしたら慣れて、それ以上、その仕事の質やスキルを上げる余白がない」という意味で言っています。こういう仕事をどれだけ続けても、自分の市場価値は上がりません)
つまり、
その会社で一緒に働く人たちのレベルの低さにうんざりしたら、働く会社を変える……つまり、転職するしかない、ということですね。
ただ、そういう会社に自分が採用されたということは、入社時点では、自分もその低いレベルの人材だったということは、認める必要があるでしょう。
でも、入社後の仕事に対する意識やプライベートでの自己研鑽で、仕事人としてのレベルって全然変わってきます!
レベルって、仕事のスキルだけの話ではありません。
仕事に対する意識の持ち方や考え方によって、仕事人としてのレベルって大きく変わります。
ですから、今の仕事でスキルを向上させるのが難しかったら、
「意識や考え方、仕事人としてのスタンス」をレベルアップさせましょう。
そのためにおすすめなのは、やはり、本を読むことです。
ネットの記事にも良いものはありますが、やはりある程度のまとまった情報が整理されている良質な本は、値段以上の価値があります。
今後、そういった本のご紹介もしていきますね。
採用不況…SNSが発達している今、情報集めがカギになる
新型コロナの影響で、しばらく採用が厳しくなると言われています。
そんな中で、初めて社会に出ようとしている若い人たちの不安は相当なものだろうな……と思います。
ただ、就職氷河期第一世代の私からすると、今はSNSが発達しているからいいなぁ、うらやましいなぁ、とも思うんです。
いろんな生の情報が手に入りますもの。
しかも、ほとんどタダで!
私の頃(1990年~2000年代前半頃)は、ネットで情報交換できるツールってメールと2ちゃんねるくらいしかなかったから、地方の凡人学生が良い情報を得るのはほぼ不可能でした。
企業側が開示する「表向きの」情報とか、大学側が事務的に提示してくる情報しか入ってこなかったんです。
(意識の高い優秀な学生だったらまた違っただろうけれど、私はとにかく勉強嫌いの凡人ですから…)
しかも、私がいたような地方の国立大学の情報なんて、「何もやらないと問題になるから、仕方なく情報集めてみました」程度の、やる気の感じられない、おそまつなものでした。いわゆるお役所仕事です。
私大みたいに、「学生を集めるために就職率を上げなければ」という感覚がないので、そんなものだったんですよね。今はどうか知りませんが。
OBOG訪問とかインターンシップとかも、今ほど盛んではなかったし、
そもそもインターンシップ自体が狭き門という感じで。
で、話を戻すと。
メールと2ちゃんねるって、つまりは、
「がっつり知り合い」か、逆に「まったくの匿名さん」からの情報しかなかったということです。
知り合い=親や自分と同類の友達 から有益な情報なんて得られませんし、
(特に、親の言うことなんて真に受けたらいけません!)
2ちゃんねる=匿名さん の情報なんて、あまりにも信用度が低すぎて危険すぎる。
そんな状況で、まだろくに社会を知らない、世間知らずの学生が就活をするなんて、今考えたら、竹槍で戦闘機に向かっていくようなもの。
よくやったなぁ。
でも今は、「知り合いではないけれど、ある程度、どういう人かは分かる」くらいの、ちょうといい距離の人の情報を得られる時代です。
Twitterとか匿名でやっている人が多いですが、過去の投稿などを見たら、ある程度は、「この人は信用できそう」とか「この人はあやしい」って、なんとなく分かるものがありますよね。
そんな中で、「この人は信用できそう」という人たちからの情報を集めて、自分の中で整理して、就活や転職活動の計画を組み立てられます。
これからの生き方を模索している人間にとって、情報って命です。
その命である情報に簡単にアクセスできるメリットがあるんだから、今後数年、採用不況になったとしても、絶望する必要なんてないと思います。
もちろん、私も就職氷河期第一世代の人間なので、就活が厳しくて落ち込んでしまう気持ちは痛いほど分かります。
でも、絶望したり投げやりになったりすると、行動力が鈍ります。保守的になってしまうんです。
自分の経験から言うことなので、本当に個人的な意見なのですが、
不本意な状況で保守的になるのって、最悪です!
自分の望まない状況に長居してしまう結果につながります。
私は、若いときに絶望せず、もっと気楽に構えていたら、もっといろいろと行動できて、もっと早いうちに良い転職ができて、もっと良いキャリアが積めたかもしれない、という後悔があります。
それはもちろん、今さら言っても仕方ないことだけれど、
だからこそ、
今就活に不安を抱えている若い人たちに絶望してほしくない! という気持ちが強いです。
特別優秀な人じゃなくても、良質な情報を得られるこの時代。
採用枠がしぼられて、就活が厳しくても、絶望する必要はありません!
たとえ希望する会社に入れなかったとしても、
有益な情報を得ることを怠らず、自分の市場価値を高められるような転職をしていけば、
最初から大手企業に入社するよりもよっぽど自由で、自分に自信が持てて、経済的にも高く安定した人生を送れる結果につながるんです。
人材業界で働くようになって、そういうケースをけっこう見てきました。
新卒で入った会社はパッとしない。
それでも転職で収入を上げている人って、自分で情報を集めて、会社で働いていても、先々の転職を見据えた行動を続けています(「会社内での評価にはつながらないけれど、この経歴を得るために、この案件に関わっておこう」とか)。
良い意味で、計算高いんです。
だから、情報を集めることと、行動すること。
もし、すぐには行動できない状況だとしても、行動計画を考えておくこと。
こういったことを普段からしておくだけで、将来が上向きになると思うので、参考にしていただけたらうれしいです。
ステキ転職とブラック転職
今は、会社員でも年収○千万円とか、副業で月収7桁とかっていう人が、SNSでたくさん発信していますね。
すごいなぁ、と思います。
私くらいの年齢になると、私と同い年で、新卒で大企業に入社して、その後も転職で大企業や勢いのあるベンチャーを渡り歩き、今は自分で起業してやりがいを持ってイキイキと仕事に邁進しているように見える人が、たくさんいます。
そういう人たちと比べると、自分ってしょぼいな…と思ってしまうこともある。
同じ転職を繰り返したというのでも、
バイトや派遣や偽装請負でブラックな転職を重ねた私と、
ステキ企業でステキ人脈を築いてこられたステキ経歴の人たちでは、天と地以上の差がある😅
でも、私もすごいよね、遅かったけど、がんばったよねって思うんです。
私は今、40代(女)で年収約450万円。手取りだと350万円くらいになります。
派遣や偽装請負からここまで来れたのって、すごい!って、自分を褒めるようにしています😅
ちなみに、今勤務している会社はブラックではありません。
社員として、人間として、会社から大事にされている実感があります。
本当にありがたいことです。
独身で手取り350万あると、かなり心に余裕ができます。
新卒でステキ企業に入社して、転職でステキ企業を渡り歩き、ステキ起業をして経営者になるのと、
新卒での就活に失敗して、バイトや派遣、偽装請負、その他ブラック転職を繰り返してからの、一般企業で年収450万円までくるのと、
どちらのほうが難易度が高いでしょうか。
まぁ、比べる必要なんてないんですけどね😅
SNSでイケイケドンドンな人たちを見てると、つい「自分ってしょぼい」と無意識のうちに思ってしまうので、「私もけっこう難易度高い道を歩んできたんだぞ」と、自分のために整理してみました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
新卒、内定取り消し…これから就職する若い人たちに、就職氷河期第一世代の私が伝えたい「これだけは気をつけてほしいこと」
新年度になりました。
幸運にも正規雇用で就職できた新社会人の皆さんは、人生の新しいステージへと一歩を踏み出されたことと思います。
でも今年は、新型コロナウイルス流行の影響で、直前になって内定取り消しになった人も多くいるとのこと。
その混乱に巻き込まれた方は、怒りや不安、無念な気持ちでいっぱいでしょう。
私は1990年代半ば~2000年代前半にかけての「就職氷河期第一世代」と言われている人間で、新卒での就職がうまくいかなかったので、そのお気持ちはとてもよくわかります。
私の頃も今回も、採用が冷え込んでいるというのは同じです。
ただ今回は、心の準備ができていなかった人が多いだろうな、ということ。
私のときは、数年かけてじわじわと採用が冷え込み、就活が厳しくなってきていたという感じなので、「学校を卒業しても、就職できるかどうか……」と、在学中から何となく心構えはできました。
今回は、希望を胸に新生活に思いを馳せていた人が、ほんの1~2ヵ月で一気に状況が変わったので、そのぶんショックが大きいのではと思います。
しかも、この新型コロナの影響は、今後数年は引きずると言われていますから、来年、再来年と、これから就活をしようという人も不安でしょう。
そして実際、就活がうまくいかない人が増えていく可能性が高い。
正社員雇用で社会人生活をスタートできる人は、少なくなると予想できます。
私と同じように、新卒でアルバイトや派遣という人も増えるかもしれません。
それで、お節介とは思いますが、これから社会に出ようとしている若い方たちに気をつけてほしいことを書きます。
それは、不本意な社会人スタートになったとしても、不本意な状況に飲み込まれないでほしい、ということです。
真面目な人ほど飲み込まれてしまうから、くれぐれも気をつけてほしいのです。
たとえば、アルバイトなのに残業代が出ないとか、
シフト以外で急に出勤を求められるとか、
プライベートな時間もとれないほどの残業や休日出勤が常態化している、とか。
あるいは、そもそも休みがとれない! とか。
そういった異常な状況に慣れて、「受け入れるのが当然」と思わないでください。
私自身は飲み込まれまくって、人生を挽回するのが40代にまで遅れました。
異常な勤務状況に飲み込まれてしまった。
そのときそのときの職場の雰囲気や価値観に飲み込まれ、流されてしまったことを、とても後悔しています。
その経験がすべて無駄だったとは思わないけれど、もう少し早く挽回したかったな、というのは、正直あります。
異常な勤務状況に飲み込まれなかったら、もっと早く良い転職ができて、人生を挽回できたはずです。
だから。
飲み込まれないで!
流されないで!
信頼できない上司や先輩の言うことを、鵜呑みにしないで。
「残業当たり前」
「シフトに穴が空いたら、無理をしてでも代わりに入るのが当たり前」
「プライベートよりも仕事を優先するのは当然」
「雑用もルーティンワークも、頼まれたことは全部、引き受けて」
こういうこと、言われるかもしれません。
はっきりと言われなくても、職場にそういう雰囲気が流れているとか。
職場の人は良い人たちだけれど、だからこそ断りにくい、とか。
でも、そういうことを全部聞いて、言う通りにしていたら、自分の人生をまともに考える時間やエネルギーはなくなってしまいます。
もちろん、働き始めて3ヶ月くらいは、言われたことをそのまま素直に聞いてもいいと思います。
仕事を覚えるために、それが必要な場合もあるでしょう。
でも、3ヶ月くらいその職場にいたら、違和感を覚えることとか、いろいろ出てくるはず。
そんなときは、その自分の感覚を大事にしてほしいんです。
表立って、「それはおかしい」とか「間違ってる!」などと言う必要はありません。
反抗的な態度をとる必要もありません。
ただ、のらりくらりと自分を守り、流されず、自分の人生をしっかり考え、挽回するために行動するのに必要な時間とエネルギーを確保してください。
それさえできれば、たとえ新卒での就職がうまくいかなくても、内定取り消しなんていう憂き目にあっても、近道で人生を挽回できるはずです。
大丈夫!
たとえどんな状況でも、流されず、自分の人生を一番大事に考えて行動していけば、必ず道は開けます。
……なんて、就職氷河期第一世代のおばちゃんの老婆心でした😅
若い人たちには、私のように人生の時間を無駄にしてほしくなくて。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ずっと正社員になりたかった
私が地方国立大学・偏差値53くらいの文系学部を卒業したとき、世の中は就職氷河期真っただ中でした。
リーマンショックより前の氷河期です。
(就職氷河期第一世代と言うらしい)
たいした大学の出ではなく、成績も悪く、学生時代に就職に役立つような資格を取るでもなかった私は、もちろんどこにも就職できず。
アルバイトからの社会人生活スタートになりました。
その後は派遣、偽装請負など含む複数回の転職を経験。
転職しても転職先に恵まれず、転職を繰り返しました。
ずっと、正社員になりたかったです。
そして今、40代になってからの転職で、正社員になれました。
今から振り返ると、転職がうまくいかなかったとき、
転職先がヤバいところだと気づいたとき、
もっとこうしていればよかった…ということがたくさんあります。
また、現在は人材業界で働いているので、転職に関することも、多少詳しくなりました。
そういったことを、このブログで備忘録的に書いていきたいと思います。
万が一、今後また転職することになったら、過去の経験を生かせるように。
また、私の経験が少しでも、これから正社員を目指して転職活動をするどなたかのお役に立てたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。